1988-05-12 第112回国会 参議院 逓信委員会 第11号
○政府委員(田代功君) 確かに今民間の方大変知恵を働かされまして郵便まがいといいますか、非常に郵便に似たものを売り出しておられる方がふえてきております。
○政府委員(田代功君) 確かに今民間の方大変知恵を働かされまして郵便まがいといいますか、非常に郵便に似たものを売り出しておられる方がふえてきております。
それで、今お話しございましたように、これは郵便ではありませんと言って、郵便のような体裁をとったDM宅配が間々見受けられますが、私ども郵便という立場から見ますと、極めて郵便に類似といいますか、郵便まがいの商売だと受け取っております。
○青島幸男君 先ほどもお話が出ましたけれども、郵便の独占がかなり侵されてきて、よくわからない郵便まがいの事業がたくさん出てきている。あれがますます繁盛するようになると郵政省にとっては脅威ではなかろうかという気がするんですけれども、郵便法にうたわれているところの「郵便の業務を業とし、又、国の行う郵便の業務に従事する場合を除いて、郵便の業務に従事してはならない。」
そして、世の中の進展で、民間でそういうようないわゆる郵便まがいみたいな事業がどう行われているかという実態もあります。そういうものもいろいろ調査いたしまして、その微妙なところを整理しまして、先生の御指摘になった方向を詰めてまいりたいと思っておりますので、今直ちにここでどういう切り分けができるかということは、もう少し時間をかしていただきまして一生懸命詰めていきたいと考えております。
しかしながら、そういう郵便の独占を侵そうというような意図のない個人的な形で、単にそのときの便宜のためというような形で行われる封書の封入もありますし、あるいは郵便まがいの事業を大々的に行う意図を持っている者もあるいはあるかもしれません。
そうこうしている間に再三お話がありますように民間で郵便まがいのものができて、これは郵政省みたいなことは言いませんよ、随分サービスがいいわけであります。あれもこれも郵政省令なんということは決して言わない。郵便規則なんというものはない。 そういうことからいいますと、ここらを改めていく、なるべくお客さんの便宜を図ろう。僕は、ずっと第三種郵便物を郵便局に持っていく仕事を三年間やってきたのです。